誰にも言えない日々②
365日×24時間のほぼ7年
どんなに好きな人でも、それはそれは苦しい。
助けてほしいときは、消えて居なくなるのだけど
ほとんど一緒に過ごした。
二年?
大体それくらいになると、トイレを入るタイミングやお風呂のタイミングすら掴めなくなり
風呂には、入れなくなっていた。
風呂に入ると、旦那が入ってくる
したくもないのに
触られたくもないのに
舐められたくもないのに……
そこから、また一年位経つと
感情がストップすると共に
舐めることは拒むけど、
相手が求めることの全てをこなし
この時が終わるために、
あれやこれや、技を覚えていく。
一人の人を極める……この人の為に演じる
私は女優だとばかりに、相手を興奮させ
直ぐに果てさせる。
初めは、これをしたら
きっと優しくしてくれる。
支え合って貰える。
そう期待していたのだと思う。
先ずは身体の前に精神を束縛されたのだ
拒否できなかったのか?
拒否出来なかった。男のストレスが子供に降りかかる。
空気が、子供の気持ちを萎縮させる。
それを知っていたし、伸びのびと育って欲しかったから拒否し続けることはできなかった
これは、子供の頃の経験から得たものでもあるかもしれない
軽いお風呂恐怖症になった
誰にも言えない日々①
私が体験した十年間は浅はかで
しょうもなくて
下らないことで
誰にも認められず
自分自身で一生懸命認めようとしてることだ。
だから
わかってるから
逃げれず苦しかった日々を
隠し通すべきだった
何もかもを嫌がる人を
『今しか経験出来ない宝物の日々なんだよ』
人と違うことを嫌がる人を
『恥ずかしがらないで、貴重な体験だよ』
彼が、違うことに思い悩んでる時
私には、一つ、二つ、三つ、四つ
嵐が増えて行った
何からも逃げれないし
子供の時のように
外に寝たり
同じ気持ちを共に背負ってくれる人は居なかった
守らないといけない人が、いっぱいいた
どの人の病も諦めてなかった。